駒形神社は、天御中主大神(あめのみなかのぬしのおおかみ)、大山祇神(おおやまずみのかみ)と素戔嗚尊(すさのうのみこと)を祭神とした箱根宿の鎮守です。
 箱根神社の社外の末社として荒湯駒形権現とも称し、神社の創立はかなり古いものと思われます。(案内板より)

 商売繁盛の福徳をもたらす神、芦ノ湖の豊漁を司る神として信仰される。蓑笠明神は、毎月13日、箱根権現にお参りされた。その時、蓑笠をつけられたところから、こう呼ばれている。
 この蓑笠明神は、函年権現社外の末社で、箱根宿の東、明神川の流れ込む芦ノ湖の畔に鎮斎された。創建は江戸時代の初めで、三島から移住した里人の勧請によるものである。(案内板より)

簑笠明神社

駒形神社拝殿内

苔むした吽形の狛犬

宝暦12年(1762)の庚申供養塔

享保17年(1732)の常夜燈

天保9年(1838)の常夜燈

文化13年(1816)の常夜燈

箱根七福神の毘沙門天

犬塚明神本殿

毘沙門天堂

駒形神社拝殿

苔むした阿形の狛犬

犬塚明神

駒形神社参道

 元和4年(1618)箱根宿が創設された時、付近には狼がたくさんいて、建設中の宿の人々を悩ませていた。そこで、唐犬2匹を手に入れて、狼を退治させ、やっと宿場が完成しました。しかし、2匹の唐犬も傷ついて死んでしましました。人々は宿場を完成させてくれた2匹の唐犬をここに埋め、「犬塚明神」 と崇め祀りました。(案内板より)