この辺りは江戸の昔、「東海道五十三次一の宿」 として、上り下りの旅人で大変賑わいました。また、海が近く漁業も盛んなところでした。今でも神社仏閣が多く、当時の面影が偲ばれます。品川橋は、旧東海道の北品川宿と南品川宿の境を流れる目黒川に架けられ、江戸時代には境橋と呼ばれていました。また別に行合橋・中の橋とも呼ばれていたようです。最初は木の橋でしたが、その後石橋になり、そしてコンクリート橋から現在の鋼橋へと、時代の移り変わりとともに、その姿を川面に映してきました。
 品川橋がこれからも、品川神社や荏原神社のお祭りである 「天王祭」 の賑わいとともに、北品川・南品川の交流と発展を深める 「かけ橋」 として、皆様に親しまれることを願っています。

上流に見える赤い鎮守橋

品川橋の親柱

品川橋の今昔