元禄3年(1690)に浮世絵師菱川師宣が描いた東海道図のうち茅ケ崎市域の一部、大和田村から浜之郷村の間である。 東海道沿いに、牡丹餅茶屋、一里塚、南湖立場の茶屋、鶴嶺八幡社などが描かれている。海には姥島が描かれている。元禄時代には、牡丹餅、南湖の両立場が成立していたことが分かる。
街道の名残松
東京国立博物館所蔵
原画を分かりやすくしたもの
菱川師宣が描いた東海道細目分間之図