宝暦9年(1759)の双体道祖神

鉄砲宿の標柱と解説

遊行寺近くの、森というお金持ちの家で、「おはん」 という名の大蛇が飼われていたという。
あまりに大食いなので、近くの池に捨てたところ、空腹のあまり 「おはん」 は池に映る旅人の影を飲みこむようになった。そして影を取られた人は数日のうちに命を落とすという噂が広まり、困りはてた村人が、鉄砲の名人に退治を頼む。
名人が池に向かって 「おはん」 と呼びかけると、懐かしい森家から迎えが来たと思って大蛇が姿を現した。そこを狙って鉄砲が放たれ、大蛇は撃ち殺された。
人の影を飲みこむ大蛇が潜んでいた 「影取池」 は 「影取」 の地名のもとになったと言われている。