見附とは、宿場の出入口のことで、ここは戸塚宿の江戸側の出入口である。旧東海道の宿場に設けられた見附は、宿場を見渡し易いような施設となっていることが多い。
 江戸時代に、戸塚の宿で町並みを形成し、20町19間を宿内とし、その両端に道を挟んで見附を築き、これを宿場の入口の標識とした。
 貴賓の送迎はこれから行われ、大名行列もこれより隊伍を整えたものである。

江戸方見附跡

江戸方見附跡標柱と江戸方見附跡碑