武家屋敷門及び構え・旧平久江家碑

推定樹齢400年・幹回り252㎝の枝垂れ桜

 この門の建築は、棟門の一種で、この地域における比較的上級武家の門構えである。平久江家は、江戸初期から芦野家の重臣と見られる家柄で、本家は、根古家に一段高い地に家屋敷を構えていた。
 当家は、分家筋に当たり、幕末には家老職を勤めた人物も輩出している。構えは枡形をとっており、武家屋敷特有のものといえる。この門及び構えは、当時をしのばせるものとして貴重なものである。
   (那須町教育委員会)

平久江家武家屋敷門