享保17年(1732)の石燈籠
樋沢不動明王幟立
明暦2年(1656)の不動明王像
利剣
不動堂内陣
樋沢の不動明王像 (お不動様)
不動堂
この像は寄木造りという二材以上の木を組み合わせる技法で作成されたもので、背面に明暦2年(1656)に作製されたと記されている。同じく背面下部には製作者の名前らしき文字もあるが、現在、判読することはできない。
地元では「お不動様」と呼ばれ、かつては縁日などの際、近隣の村からも多数の参拝者があったと伝えられている。
不動明王には、病魔退散、家内安全、商売繁盛などのご利益があるといわれ、左手に持つ羂索と呼ばれる綱で衆生を導き、右手に持つ利剣で、煩悩を断ち切るといわれている。
(鍋掛地域車座談議運営委員会)