大田原城跡本丸跡
国道461号線に架かる龍体遊歩道橋
本丸跡
大田原城は大田原藩大田原氏の本城で前室城、龍体城ともいった。寛永4年(1627)徳川3代将軍家光の代は常時玄米千石を城中に貯蔵して奥州への鎮護とした。
文政8年(1825)火災により城は全焼、同9年新たに造営された。慶應4年(1868)戊辰戦争には西軍参謀伊地知正治以下諸将が軍事拠点とした。
明治2年(1869)藩主勝清は版籍を奉還した。本丸には諸役所・武器庫・納戸庫のほか、長屋等がある。また本丸の入口には台門と裏門があった。
城跡から見える大田原宿
龍体遊歩道橋から見下ろした蛇尾橋