明治初期に鹿沼から購入したと伝わる黒漆塗彩色彫刻屋台で、形式は宇都宮形のものです。

 鬼板と懸魚は獅子と牡丹で、牡丹は棟上では見事な籠彫りとなっています。正面柱は右に昇り龍、左に降り龍が彫られ、高欄下にも龍が彫られています。脇障子や欄間は花鳥彫りで、12枚の障子下部にはそれぞれに干支の動物が彫り込んであります。

  製作年代:天保4年(1833)

  作   者:堀師-富田宿三代目磯辺義兵衛(敬信)他

  明治3年(1870)の手直し

  塗師-晃陽住 坂本虎吉

  錺師-      手塚卯之吉

  絵師-      貴之

     宇都宮市教育委員会

常夜燈

白沢甲部彫刻屋台

白沢宿七福神の恵比須

大正4年(1915)の御大典記念碑

北野神社の神明鳥居

阿形の狛犬

吽形の狛犬

北野神社拝殿

拝殿内に掛かる北野神社の扁額

拝殿内の北野神社本殿

石祠