宇都宮市場は、古くから上河原にありました。奥州大名の参勤交代の通行に支障があるとして、寛永11年(1635)より、年1回の初市に限ってこの地で催すこととなり、現在に至っています。

田川上流域

田川下流域

 田川のこの附近は、江戸時代の名所、八河原の一つ「上河原」に位置し、蛍の名所でした。昭和の初期までは、貸し船を使ってのんびりと夏の夜の川の涼みを楽しむことができました。

幸橋遠景

川涼み風景

梵天祭

 幸橋(旧橋名・上河原橋)は、江戸時代初期(1661)に架けられ、田川筋でも旭橋(押切橋)に次ぎ歴史のある橋です。明治14年(1881)、天皇御巡幸の際、上河原橋を御渡歩後に幸橋と改称されました。

初市風景

 田川は、古来から洪水により数多くの水害が発生しました。昭和30年ごろまでは、夏になると水神様に対する信仰と感謝から、人々が梵天をかつぎ裸で川に入り、もみ渡る光景が見られました。