牛頭観音

牛頭観音様解説

防護ネットの中にある牛頭観音

 明治30年(1897)、小河内探勝記・露木敬身(漢学者)によれば、「・・・牛馬の背荷を輸出しての帰途に遇う30余頭・・・岩壁に付して・・・通過を避く・・・婦女の牛を使役・・・多し・・・」 とあるごとく、馬よりは少数であったが牛も使役されていました。牛頭観音様の造立は珍しい。牛馬の息災を祈りました。
   (奥多摩町教育委員会)

観音様の頭に角のある牛の頭が付いている