市南部の本郷から門沢橋にぬける大山道は、「柏尾道」 ともいわれ、往時門沢橋付近で 「戸田の渡し」 により相模川を渡船した。「戸田の渡し」 では船二隻を常備していた。門沢橋は、かつて旅籠、茶屋などがあり賑わいのある宿場であった。また、安藤広重もこの地を訪れ、「相州大山道中戸田の渡し」
の浮世絵を製作している。
(海老名市教育委員会)
左面に 「安政二卯五月廿八 門澤橋」、右面に 「天下泰平 村内安全」 と刻まれている
道標に乗った不動明王像
「大山」 と刻まれた道標
戸田の渡し跡説明