正覚寺本尊の木造十一面観世音菩薩坐像は像高48.5㎝。寄木造りで玉眼嵌入。表面は肉身部を金泥塗り、着衣部を黒漆塗りで仕上げていますが、昭和54年の修理の際に補われたものです。江戸時代の終わりに編纂された 「新編相模国風土記稿」 の正覚寺の項には、本尊を運慶作と記していますが、仏像の作者を鎌倉時代の有名な仏師運慶になぞらえるのはよくあることです。本尊は江戸時代に造られたものでしょう。
 修理の際には、像内から木造十一面観世音菩薩坐像が発見されました。仏像の像内に小さな像を納めるのも、ときおり見られることです。像内に納められた像を胎内仏、その容れ物になった本体を鞘仏といいます。胎内仏は一木造りの小像ですが、その作風は、鞘仏よりも遡る室町時代ごろの特徴を示しています。
(海老名市教育委員会)

五輪塔群

本堂に掛かる正覚寺の扁額

正覚寺本堂

正覚寺山門

南無大師遍照金剛碑

弘法大師御入定千百五十年御遠忌記念碑

宝篋印塔

十一面観世音菩薩像説明

弘法大師像

六地蔵尊

左から宝暦・正徳と刻まれた聖観世音菩薩、地蔵菩薩、如意輪観音