柏尾通り大山道は、東海道の前不動(柏尾)から岡津の永明寺別院前の大山道道標前を経て大山へ向い、西田谷(現桂坂)で坂道(男坂女坂)へとつながる道です。
 「上り大山道・下りかしを道」 と刻まれた道標になっている地神塔は、坂の上り口に立っていましたが宅地造成のとき現在地に遷されました。地神塔の立っている前の土手(現在は住宅)にあった庚申塔などは、現在、中川地区センター駐車場横にあります。また、周辺には製糸場もありました。
(泉区役所)

地神塔の右面には、「庚申供養巳待祭神」 と刻まれている。

柏尾通り大山道説明

忠魂碑前の旧道

文化15年(1818)の男女双体道祖神(左)、安政2年(1856)の地神塔(右)