本寺の開基は長崎伊予守重光(法名・行善)、開山は法蓮社印誉上人伝光和尚であり、永禄年間(1558-69)に建立された。
   本尊は阿弥陀如来で、寺宝には玉川出現楠薬師があった。
   この地は展望にめぐまれ、江戸時代から玉川八景として有名であり、将軍も遊覧の折、しばしば立ち寄った。
  
     二子渡舟  太田子徳
   玉くしけ二子のわたり明けぬやと
        見しや鵜舟の篝(かがり)也けり
  
   (世田谷区教育委員会)




観音堂
観音堂の如意輪観音
御堂





行善寺八景碑
遠くに富士山が見える
石燈籠
西方の多摩川方向を望む

山門
行善寺由緒





山燈籠
六地蔵尊と子育地蔵尊
三界万霊塔
本堂に掛かる獅子山の扁額
聖観世音菩薩と自然石の水盤
行善寺本堂