大山寺開山(天平勝宝7年・755年)に良弁僧正が入山、最初に水行を行った所。
 高さ一丈三尺(3m94㎝)。
 江戸時代、たびたび錦絵や版画の題材に取り上げられ、大正時代には、歌舞伎 「大山と家光」 で 「大山良弁滝の場」 として演じられた。

 良弁僧正は東大寺の初代別当で相模の国の人、持統天皇3年(689)に誕生し、宝亀4年(773)入滅と東大寺要録に書かれている。
 大山では、東大寺二月堂の大杉に懸けられた良弁僧正が、山王の使いである猿に助け降ろされたという伝説がある。このお堂には、僧正43歳の像と猿が金鷲童子(こんじゅどうじ)を抱いた像が安置されている。

良弁滝

良弁滝解説

開山堂解説

良弁滝へ渡る橋

阿夫利神社の長に任ぜられた権田直助の墓

権田公園

開山堂 (良弁堂)