親鸞聖人は、承安3年(1173)京都に御誕生になり、9歳で出家得度され、比叡山で学問と修行に励まれました。しかし、迷いを離れる道を見出すことができず、29歳の時、聖徳太子の示現を得て、源空聖人に遇われ、阿弥陀如来の本願を信じ、念仏する身となられました。35歳の時、承元の法難により、越後にご流罪となられますが、後にはご家族を伴って関東に移り、人々と生活を共にし、多くの念仏者をお育てになりました。晩年は京都にお帰りになり、聖教の撰述に専念され、浄土真宗の教義体系を確立されたのです。しかし、弘長2年(1262)、ついに念仏の息絶え往生の本懐を遂げられました。90歳の尊い御生涯でございました。 
 平成23年、親鸞聖人750回大遠忌法要にあたり、当山の念願でございました、親鸞聖人御像をお迎えいたしました。
  (案内板より)

山門

法徳寺本堂

親鸞聖人像

松の木

境内を覆う大木