街道に建つ三界萬霊塔

四国第三拾九番真福寺碑

元文4年(1736)の宝篋印塔

法華経一字一石塚

道の辺の 木槿(むくげ)は馬に 喰われけり

六地蔵尊

大日堂

大日如来像

本堂に掛かる真福寺の扁額

真福寺本堂

寂光堂

 当寺は真言宗智山派に属し京都東山七条、総本山智積院の末寺。ご本尊は金剛界大日如来。大日堂には胎蔵界大日如来(石像)を安置する。創建は今から400有余年前、戦国時代永禄元亀の頃と伝える。法印宗円和尚により開山され、開基は飯田図書(法名花巌院芳誉善慶居士、天正元年3月8日没)。江戸時代の享和3年(1803)本堂、庫裡が全焼し、後に文化10年(1813)再建された。山門は、古くは現在地より南、大山道に面し朱塗りであった為、赤門寺とも呼ばれていた。境内左側の宝篋印塔は元文4年(1736)の建立。六地蔵、芭蕉句碑、上人塚碑、太子堂、庚申堂等は昭和年代当地に移設されたもの。また、山号は近時、実相山から瑜伽山に改められた。玉川八十八ヶ所霊場第三十九番札所。

芭蕉句碑

弘化4年(1847)の一面六臂の青面金剛の庚申塔

嘉永年間(1848-53)の聖徳太子像

山門

山門に掛かる瑜伽山の扁額

真福寺由緒