道標解説

 この道標は、もと弦巻5-16-31の三叉路にあったが、交通量の増加に伴い、通行車両の振動や接触などで、下部は土中に埋没した状態になっていた。 
 そこで、この保存のために財団法人大場代官屋敷保存会が中心となって、当館へ移設されたものである。
 なお、道標のあった場所には、そのよすがを留めるために同型の石碑が建立され、次の銘文を刻んでいる。
 ここにあった道標は区立郷土資料館前庭に移設す。

右 登戸道

左 さがみ (梵字) 大山道