清善寺は、曹洞宗成田龍淵寺(熊谷市)の末寺で、平田山清善寺と称し、本尊は釈迦如来三尊仏である。当寺は、永享12年(1440)、当地の豪族成田刑部少輔顕忠の草創といわれている。
顕忠は、仏道に帰依し清善斎全中と号し、その館は平田精舎といわれていた。
永正16年(1519)に没したが、時の城主成田氏15代親泰は、その死を悼み、一寺を建立して平田山清善寺と称した。
その後、成田氏16代長泰によって、天文2年(1533)再興され、翌年成田龍淵寺5世装宗佐和尚を迎え開山とした。
一葉観音
三猿の庚申塔(左)、延宝8年(1680)の青面金剛の庚申塔(中)、正徳4年(1714)の青面金剛の庚申塔(右)
清善寺由緒
鐘楼
清善寺参道
山門に掛かる扁額
清善寺山門
宝篋印塔
聖観世音菩薩立像
新兵衛地蔵尊建立記念碑
無縁塔を囲む石造物
無縁塔に立つ新兵衛地蔵尊
無縁塔を囲む石造物
額堂
額堂内の一部
本堂に掛かる清善寺の扁額
手水舎
清善寺本堂
新兵衛地蔵尊を建立した大沢龍次郎氏顕彰碑
御大典表慶記念塔
新兵衛地蔵尊常夜燈
山門の先の参道
六地蔵尊
春日燈籠