八雲神社説明

 社殿は、間口2.6m、奥行3.6m、単層切妻で正面軒は唐破風となり、その下に千鳥破風がおいてあります。社殿は切妻の面もすべて彫刻で飾られています。正面は花鳥及竜と唐獅子、左側は神功皇后新羅征伐凱旋の場、右側は須佐之男命大蛇退治の場、背面は天照大神の天岩戸の場が刻まれています。
 他の神社の彫刻と異なり、伝統的なものに取材し、豊かな民族的色彩を有する特色をもっています。
 昭和33年1月、境内より左記の銘文が発見されました。
  惟時安政六年四月奉再勧進請者也
  法主祈願現住権律師亮覚敬白
  祇園牛頭天王
 この彫刻は安政6年4月の再勧進請のときに製作されたもので、彫工飯田仙之助が3人の弟子に技を競わせたものといわれています。
(東松山市教育委員会)

八雲神社本殿

八雲神社鳥居

鳥居に掛かる八雲神社の扁額

神輿庫

八雲神社覆屋屋

本殿に施された彫刻