脚折(すねおり)白髭神社十一面観音菩薩立像

白髭神社棟札・銘札

幹まわり7m、樹高17m、樹齢900年有余
 この大ケヤキが指定された昭和7年当時は、樹高約36m、枝も20数m四方に生い茂っていた巨木であった。しかし、昭和47年に風雨と自らの重みで根回り3mもの大枝が折損し、中心となる幹の3分の1を裂き落下したため、翌年腐食防止及び支柱工事を行った。
 また、平成6年・7年には、樹木医による腐朽部分の除去や殺菌剤の塗布、土壌改良等の樹勢回復の措置を行った。
(埼玉県教育委員会)

大正10年(1921)の常夜燈

神明社・愛宕社・八幡社・疱瘡社・天神社・諏訪社・稲荷社の境内社

白髭神社両部鳥居

鳥居に掛かる白髭神社の扁額

御神燈が並ぶ参道

 白髭神社は奈良時代に武蔵国に移住し、この地を開拓した高句麗人が崇敬した神社で、旧入間郡内に20数社あった。当社の祭神は天孫降臨の道案内をした国津神の猿田彦命と神功皇后の半島出兵で功のあった武内宿禰(たけのうちのすくね)の2柱である。両神とも老翁の姿で現れることから長寿の神ともいわれている。
 神域は棟札によると、脚折・太田ヶ谷・羽折・和田、高倉、大六道(上新田)、小六道(中新田)に広がり、七ヶ村の鎮守であった。
 御神木は社殿裏手にそびえる樹齢約900年といわれる県指定天然記念物の大ケヤキである。
 また4年に一度行われる国選択無形民俗文化財 「脚折雨乞(すねおりあまごい)」 の巨大な龍神は当社で入魂された後、渡御に向かう。
(鶴ヶ島市)

樹齢900年超のケヤキ

片面空洞になっている

拝礼記念碑

脚折のケヤキ説明

白髭神社由緒

神庫内の文化財説明

春日燈籠

神庫

境内社の祖霊社

白髭神社拝殿

拝殿に掛かる白髭神社の扁額

手水舎