明治39年(1906)に創建された社は、拝島駅を中心とする東西南北、住民の皆様方の信仰を集め、先輩たちにより修復が施されながら現在に至っております。
 稲荷信仰は稲荷神の使命あるいは稲荷神そのものを狐とする信仰とされ、人名や土地名などを付けた呼び名、正一位という神階、2月初午詣、朱色の鳥居や旗などが信仰形態の特色としてあげられ、農業神・漁業神・商業神・宣託神(神のお告げ)・憑依神(霊などがのりうつる事)など幅広い性格を持つものとなっております。
 社は本来、稲荷信仰のシンボルであり、福生市と昭島市の境界にありますが、現状は特定の宗教を信仰するという頑なものではなく、また行政上引かれた境界線にとらわれる事なく、祈願住民が集い連帯と親睦を深める場を提供しております。

共光稲荷神社由緒

共光稲荷神社鳥居

狛狐

狛狐

共光稲荷神社拝殿

手水石

共光稲荷神社本殿