満蔵寺寺標

満蔵寺山門

鐘楼

満蔵寺本堂

 満蔵寺は、新義真言宗の寺で八幡山明王院と称す。開山は不明であるが、法流開山は永深といい、元禄11年(1698)11月に亡くなっている。
 江戸時代には、本尊に恵心僧都の作と伝えられる高さ5寸あまりの不動を祀っていたが、現在は新しいものになっている。
 境内には、大宮市指定文化財の板石塔婆があり、嘉暦4年(1329)9月23日の銘が読み取れる。彫りも鋭く、整った美しさを持っている。また円空仏(阿弥陀像)も市指定文化財になっているが、これは現在埼玉県立博物館へ寄託している。
(さいたま市)

宝篋印塔

明和2年(1765)の南無阿弥陀仏名号碑

歴代住職墓(卵塔)

地蔵菩薩立像と無縁塔

二組の六地蔵尊

満蔵寺由緒

市指定文化財の種子板石塔婆