本陣・問屋跡
 本陣は、宿場町で将軍や大名などの特別な人が休憩や宿泊する施設で、役所の役割も果たしていました。
 鳩ヶ谷宿の本陣は、代々舟戸家が勤め、宿の長である名主と荷物を扱う問屋も兼ねておりました。江戸時代までに14代続き、豊臣秀吉が鳩ヶ谷に出した文書も伝えていました。
 この周辺一帯が本陣のあった場所で、316坪(1,043㎡)にも及ぶ広い敷地内の建物は73坪(241㎡)もあり、昭和7年頃に里の真光寺に移築され、今も本堂として使われています。
(川口市教育委員会)

本陣模型

日光御成道分間延絵図の鳩ヶ谷宿部分

本陣の間取り図