拝殿内部

篠塚稲荷神社拝殿

拝殿に掛かる篠塚稲荷神社の扁額

御祭神は倉稲魂命(うかのみたまのかみ)

当社の創起年代は詳らかではないが古記に 「大川辺に高き丘あり篠生い茂り里人ここに稲荷神を祀る」 とあれば悠久の昔より奉斎し奉りあり。
正平年間新田義貞の家臣篠塚伊賀守重廣主家再興の祈請をなし来国光の刀を神前に捧げ社傍に庵を結びて出家し日夜参篭怠らず為にいつしか篠塚稲荷大明神と尊称するに至った。延宝9年3月神社別当僧たる伊賀守子孫に醍醐寺三宝院御門跡より篠塚山玉蔵院宗林寺の称号を賜り元禄6年2月本多紀伊守殿寺社奉行の折には御府内古跡地と定められたが明治初年神仏分離の際玉蔵院は廃せられた。
古来より商売繁昌火防神として厚く尊崇奉る。

由来碑

手水石

御神燈