地蔵菩薩

文化9年(1812)の石燈籠

天保12年(1841)の常夜燈

宝篋印塔

文政12年(1829)の西国三十二所供養塔

大師堂

大師堂の弘法大師像

勝蔵院本堂
 本堂は宝形造り、トタン葺きの「三間堂」で、一間の向拝がつく、向拝柱にかかる水引紅梁には蟇股が置かれ、木階は三段である。軒は一軒で半繁棰である。柱間は正面と側面は土壁囲いとなっている。内部は内、外陣に分かれ、いずれも天井は棹縁天井とし、中央正面のみ板床とし、他は畳敷きとなっている。この本堂は、元禄12年(1699)の棟札があり構架の手法、構造材の風蝕度、損壊状況等からみて、元禄年間の改築と観られ町内では数少ない古建築として貴重である。
木造不動明王坐像
 江戸時代初期のころ、江戸の仏師によって造像された大作で佐倉城主堀田上野介正信の寄進によるとも伝えられている(「古今佐倉真佐子」)。この仏像は寄木造りの大作であり、宿場時代はこの不動明王のある勝蔵院が中心となって繁栄したものであり、歴史的にも大きな意義をもっていた。
  (酒々井町教育委員会)

本堂に掛かる處寶山の扁額

不動明王坐像が祀られた本堂内陣

勝蔵院本堂・不動明王坐像

阿形の仁王像

勝蔵院境内

吽形の仁王像

仁王門の山門

嘉永6年(1853)の阿形の狛犬

文化元年(1804)の手水石

勝蔵院本堂

嘉永6年(1853)の吽形の狛犬