銅造、鍍金のいわゆる善光寺式三尊像で、三尊とも土型原型から一鋳されたものと思われる。像高は、中尊の阿弥陀如来47.9㎝、左脇侍の観音35.1㎝、右脇侍の勢至35.3㎝である。
 各尊とも頭初から足柄は設けず、台座上にそのまま据えたものと思われる。鋳造技法、表現ともに簡素なところもあるが、いずれも卵型ののどかな顔立ちで、中尊ではヘラ書きの螺髪はまばらで大きい。
 阿弥陀如来に西安2年(1300)の造立年次と願主および結縁者名、左脇侍像に願主結縁者名と覚しい名が刻まれており、鎌倉時代における善光寺三尊像の普及のさまを知るうる貴重な例である。
   (千葉県教育委員会)

銅造阿弥陀如来及び両脇侍立像

清光寺山門