参道口の享保9年(1724)の南無妙法蓮華経題目碑

イチョウの大木

嘉永7年(1854)の馬頭観世音

子育地蔵尊

 「天保水滸伝」 は、天保年間(1830-48)に利根川下流の笹川河岸で起こった事件を基に作られた講談や浪曲の名作である。この天保水滸伝の登場人物の一人が、剣客平手造酒であり、当時下総一帯で勢力を競っていた笹川の繁蔵と飯岡の助五郎との対立で、笹川の繁蔵に助勢をして活躍している。戦いの前、平手造酒はこの地に立ち寄り、妙胤寺参道右側にあった 「さくら家」 という茶屋でお酒を飲み、当所にあった松の木に寄りかかって身体を休めたと言われている。その後、当山の本堂に必勝を祈願して戦いの地、利根川へ向かったと言われている。現在の松はその二代目です。 

桜並木の参道

妙胤寺山門

平手造酒寄りかかりの松

稲荷神社

浄行菩薩

妙胤寺本堂