大師堂の弘法大師像

阿弥陀如来像

大師堂

 千葉山海隣寺は時宗で、阿弥陀如来を本尊とする千葉氏の菩提寺である。
 建立当初、海隣寺は千葉市馬加にあったが。千葉氏が本城を千葉市猪鼻から本佐倉に移すにあたり、酒々井町に移し、その後、千葉親胤が本佐倉から鹿島台に本城を構築するに際し、当寺も現在地に移築された。
 境内には千葉氏歴代(本佐倉城主)の五輪塔や宝篋印塔も移されており、これらは市指定文化財となている。
 なお、本尊については伝説があり、千葉常胤が家臣を連れ、治承3年7月26日海辺で月を観じていたが、折しも海上に異光を放つものがあり、網をうってすくわせると、見事な金色の阿弥陀仏を得た。これを海上月越如来と名付け、文治3年千葉市馬加の地に一寺を建立し、本尊として安置したと言われている。

海隣寺本堂

本堂に掛かる千葉山の扁額

海隣寺由緒

熊野神社鳥居

熊野神社手水舎

熊野神社拝殿