ほぼ消えている明治天皇臼井行在所由緒

明治天皇臼井行在所碑

臼井町道路元標

道路元標解説

史跡名勝天然記念物保存法に依り史跡として昭和12年12月文部大臣指定 (右面)

 明治6年に新政府は諸街道の正確な延長を調査するため、道路里程調査を行った。東京は日本橋、京都は三条橋をもって、国内諸街道の元標とし、各府県へ里程を示す木標を立てるように命じた。やがて、大正11年には内務省令で、道路元標の設置場所、規格材料まで細かく規定し、各市町村の枢要な場所に元標が設置されるに至った。尚、この元標は道路新設のため、向かって右側約7mの地点より現在地に移設されたものである。

明治14年6月29日、同年7月6日及び同15年6月6日、同月8日三里塚種畜牧場に明治天皇行幸の際、往復共御昼餐をお召しなされた処である