古い伝説によれば、船橋という地名の起こりは、この海老川の渡しに由来する。古代の英雄が東征の途次、此地の海老川を渡ることが出来なかったとき、地元民が小舟を並べて橋の代わりとし、無事向こう岸に送り届けたという。海老川は長く住民に親しまれてきた。春堤に風吹けば花蝶遊び 秋淵に水澄めば魚鱸躍るといった時代を経、近年の都市化で浸水被害が繰り返され流域住民にとって 「恨みの川」 となったが、今、市制50周年の記念すべき年に当たり、国・県の御協力を得、市の総力を結集し、河川及び橋梁を改修 「希望の川」 として蘇ることとなった。
  (船橋市長大橋和夫撰文)

i泉重千代氏の手形レリーフ

海老川上流域

由来碑

橋から突き出た五大力船の先端部模型

海老川下流域

「長寿の橋」・「船橋地名発祥の地」 の標記があり、中央銅板に由来が刻まれている