ここにあった牡丹橋は長さ35.29m、幅員11.00の鋼橋(3径間鋼板ゲルバー桁橋)で、関東大震災の復興事業により昭和4年に架けられました。橋名の由来は橋の南側にあった 「牡丹園」 を由来としています。牡丹園は明治になって開かれ、季節になると多くの見物客で賑わいましたが、関東大震災で焼失し今はその名だけを橋名にとどめています。牡丹場は江東内部河川整備に伴い、平成2年にその役目を終えて撤去し、新たに道路として整備されました。
 永い間、親しまれた旧橋の面影を慕い、橋名板と親柱の一部を残してその歩みを記します。
平成25年3月

牡丹橋親柱モニュメント説明碑

牡丹橋橋標(親柱)

暗渠化された牡丹橋下流側