如意観音

塚上に立つ榎

地蔵菩薩

如意観音

慶応3年(1867)の馬頭観音

塚上の阿夫利神社御霊碑

一里塚跡碑

寛政12年(1800)の庚申塚

 江戸街道は、一般的には江戸から見て、水戸街道と呼ばれた。水戸から江戸まで29里19町(約116㎞)の里程で、水戸から長岡・木幡(以上水戸藩領)・堅倉・竹原・府中・稲吉・中貫・土浦・中村・荒川・牛久・若芝(柴)と上り、下総に入って藤代・取手・我孫子・小金・松戸・新宿(葛西)・千住の各宿駅を経て江戸へ入る。松戸には関所があった。
 一里塚は、街道の道標として道の両側に一対で設けられ、木陰で旅人が休息できるよう榎が植えられた。常陸国内では、木沢新田(吉田)・長岡・奥ノ谷・木幡・堅倉・竹原・下土田・下稲吉・真鍋・土浦・中村・東猫穴・田宮・若芝(柴)などにあったが、現存するものは少なくなってきている。現在、当地にある一里塚はそのうちの一つで、道の片側のみであるが、榎も植えられ、当時の面影を偲ぶことが出来る。  (水戸市教育委員会)

一里塚解説

元吉田の一里塚跡

如意輪観音・地蔵菩薩などの石造物