木幡北山埴輪製作遺跡

古墳と埴輪

復元古墳

 この古墳は、町内(前田)の上の山古墳や、県内の前方後円墳を参考に復元されたものです。当時製作された埴輪は、このように並べられていたと想像されます。
 これらの埴輪は、町内の人達が体験学習等で制作したものです。

 木幡北山埴輪製作遺跡は、埴輪という焼物を作っていた工場の跡です。材料の粘土を掘った跡、埴輪の形を作ったり、保管しておいた建物の跡、埴輪を焼いた窯の跡が見つかっています。窯の数は59基と全国で一番多く、平成4年(1992)国の指定遺跡になりました。 
 埴輪は人物や馬、円筒形などいろいろな種類があります。町内からはこの遺跡で造ったと思われるいろいろな埴輪が出ています。前田にある上ノ山古墳から出てきた埴輪も、ここでつくられたものです。  (茨城町教育委員会)

墳上に埴輪が並べられている