本陣門
本陣主屋
中貫宿本陣解説
この本陣は、江戸時代に水戸街道を通行する大名が休息するための小休本陣である。
建物は元治元年(1864)天狗党の焼打ちで焼失後、すぐに再建されたもので、取手宿・稲吉宿の本陣と並ぶ重要な建造物である。
主屋分部は、正面間口七間半・奥行五間半、寄棟造茅葺平屋建で一部に中二階がある。
現在、屋根は茅葺を銅板で覆っているが、主屋の正面に張り出した唐破風造りの二間半の式台付玄関など、本陣建築を今に残している。
(土浦市教育委員会)