不動堂
左から馬頭観世音碑・一面六臂の馬頭観音・宝暦9年(1759)の地蔵菩薩・明和4年(1767)の十九夜女中講中塔
元禄9年(1696)の地蔵菩薩
一面六臂の青面金剛の庚申塔(左)
青面金剛の文字庚申塔(右)
当山は金龍山行念寺不退院と称し、千葉県柏市中新宿一丁目六番地三号(旧庚申塚)に在る。寺号の「念仏を行ずる寺」として法然上人の念仏の教えを本尊阿弥陀如来のもと今日まで守り伝えている。
創建は、室町時代後期の明応2年(1493)3月小金・東漸寺開山・経誉愚底上人(増上寺三世聖観上人の弟子)の開祖である。
鷲野谷・医王寺二ツ木・常行院と並び愚底上人開基の東漸寺末寺である。境内墓所には愚底上人の無縫塔がある。部落全14戸を祖徒とする。
貞享3年(1686)9月17日の火災により、本堂・庫裡を焼失し、元禄4年(1691)聖誉上人により庫裡再建がなされた。その後、東漸寺に護寺されたときもあったが、昭和10年(1935)吉井泰順上人が住職に就き、当山再興に努めた。
昭和43年(1968)には、本堂(鉄筋造)を復興し、庫裡(木造)を再建した。例年、8月21日に大施餓鬼会、11月20日には十夜法要が全檀徒により奉修されている。
弘法堂
稲荷大明神?
行念寺由緒碑
行念寺本堂
安永9年(1780)の六地蔵尊