馬橋由来
馬橋
馬橋橋標
鞍形の橋から名が生まれる。「馬橋」 という地名のもとになった橋である。その昔、長津川に架かる旧水戸街道のこの橋は、多くの旅人が往来したが、大雨のたびに流された。そこで、萬満寺と縁のあった良観上人が馬の鞍の形をした橋を架けさせたところ、それ以後、流されることはなくなった。今、「鞍」 を思い起させるものは何もないが、以来、人々はこの橋を 「馬橋」 と呼ぶようになったと伝えられる。