南葛八十八ヶ所鯖大師御堂大修繕碑

南葛八十八ヶ所鯖大師御堂碑

地蔵菩薩立像

西念寺由来碑

葛飾区登録有形文化財
解念仏供養碑

 この供養碑は、舟形光背に仏像を高肉彫りしたもので、刻銘によって解念仏供養の造立と判明できます。
 「解(とき) 」は 「斎(とき)」 からきたもので、斎の意味から、昼の食事の前に行う念仏講の供養塔であるといえます。
 一基は、八臂観音立像です。享保7年(1722)に篤信の2名、心誉は順修、蓮誉は逆修菩提のために造立し、法名等は追刻されています。他の一基は地蔵菩薩立像です。刻銘等は見られませんが、ほぼ同年代頃のものと思われます。二基ともに彫技優秀であり、解念仏の信仰習俗をこの地に導入した稀な例です。(葛飾区教育委員会)

葛飾区登録史跡
生簀守の墓(二基)
附矢作藤左衛門銘供養碑

 本区には将軍家がしばしば鷹狩りに訪れましたが、この時、食膳に供する魚として新宿付近にある生簀の魚を献じたといわれています。
 「新編武蔵風土記稿」巻之二十六によると、「池守を矢作藤左衛門といひ、月俸を賜りしとそ、子孫今も村内に居れり」とあることから、これが生簀を守った矢作家の祖先の墓であることがわかります。
 供養碑においては、一部剥離のため年号は不明ですが、観音像の舟形浮き彫りで、背面には「矢作藤左衛門 逆修壹覚壽位」の後刻があります。(葛飾区教育委員会)

鐘楼

山門

西念寺本堂

本堂に掛かる西念寺の扁額

解(とき)念仏供養碑

解念仏供養碑解説

生簀守の墓

生簀守の墓(二基)解説

弘法堂に安置された鯖大師像

弘法堂