稲葉の一里塚は、国指定史跡の 「壬生の一里塚」 同様に、日光道中壬生通り(日光西街道)に設けられた一里塚です。
 江戸日本橋から数えて24里目(約96㎞)にあたり、江戸時代の古文書によれば塚の上には松が植えられていました。
 壬生通りには、小山の喜沢から今市の間(約45㎞)に、次の11箇所の一里塚がありました。
1.喜沢の西一里塚(小山市・市指定)
2.飯塚の一里塚(小山市・市指定)
3.壬生の一里塚(壬生町・国指定)
4.稲葉の一里塚(壬生町・町指定)
5.赤塚の一里塚(鹿沼市)
6.奈佐原の一里塚(鹿沼市)
7.鹿沼の一里塚(鹿沼市)
8.富岡の一里塚(鹿沼市)
9.小倉の一里塚(今市市)
10.板橋の一里塚(今市市)
11.室瀬の一里塚(今市市)
(壬生町教育委員会)

東塚は消滅

稲葉の一里塚跡(西塚)

街道正面に男体山が見えている

稲葉の一里塚跡(西塚)

稲葉の一里塚跡説明