この門は、市内に残る唯一の仁王門で、年代も18世紀初頭と特定できる貴重な建物である。正面両脇間に仁王像を安置し、また楼上に銅鐘を釣るので、仁王門でもあり鐘楼門ともいう。
 寺の記録によると、西光寺中興の大僧都弁雄が宝永年間(1704-10)に建てたと記されており、釣鐘も弁雄の名前が銘記されているにので、この時の再建であることが明らかである。
 (調布市教育委員会)

六地蔵尊

手前の山門

西光寺仁王門説明

調布で最古の仁王門

宝暦7年((1757)の大乗妙典66部日本廻国供養塔(右)と如意輪観音(左)