まんぐり
 7月第2日曜日(昔は7月14日)に行われる。青竹に麦わらを束ねて巻き、それに大天狗・小天狗と呼ばれる幣束と五色の小さな幣串を飾ったボンテンを作る。
 そして、フセギの青竹二本・法螺貝・ボンテンの順で行列を組み村回りした後、入間川に飛び込んで水をかけ祈祷する。ボンテンは八咫神社境内にある石尊さまに納められる。大山信仰を基にした夏祈祷の行事である。

上寺山の獅子舞
 10月第3土曜日(昔は10月22日)に行われる。大獅子・女獅子・中獅子の三頭の獅子を山の神(仲立ち)が先導する。これらは男子が、ささらっこは女子が演じる。曲目は、竿掛りを含み、「仲立ちの舞」「十二切の舞」などがある。途中誉め言葉がかかるのも特徴である。
 起源は不明であるが、秋元候が藩主であった頃、竹姫の眼病平癒のために、21日間獅子舞いを奉納して祈願したところ、たちどころに治ったため、葵の御紋の入った麻幕を下賜されたとの伝承が残されている。

「まんぐり」 と 「上寺山の獅子舞」 の解説

境内社

拝殿に掛かる八咫神社の扁額

鳥居に掛かる八咫大神の扁額

昭和6年(1931)の常夜燈

八咫神社鳥居

昭和11年(1936)の阿形の狛犬

八咫神社拝殿

昭和11年(1936)の吽形の狛犬

風化した狛犬

風化した狛犬