六地蔵尊

宝篋印塔

聖観世音菩薩

 当寺は五眼山密厳院常楽寺といい、開山は鎌倉末期と伝えられ、真言宗智山派に属しています。
 ご本尊は行基作・大日如来で昼夜の別なく知恵の光明をそそぎ功徳をあたえます。脇に薬師観音、閻魔王、馬頭観音をまつり、お薬師様は病気平癒に、閻魔王は地獄の救い手として、今日もなお篤く信仰されています。特に閻魔王は、この世の嘘・悪業を隠さず映し出す 「浄ハリの鏡」 「エンマ帳」 を持つ珍しいものです。
 恵比寿神は、右手に釣り竿、左手に鯛をかかえたお姿をし、円満の福相は「エビス顔」として、笑いの極致とされています。漁業・農業・商業などでその年の商売繁盛家門繁栄と清廉度量の福運を授けます。
 当地では、特に正月の 「二十日えびす」 として信仰され、昔から人々に恵みをもたらしてきた律儀な福の神として崇拝されています。      寄居町観光協会

武州寄居七福神の恵比寿神

内陣に掛かる五眼山の扁額

武州寄居七福神霊場案内

本尊大日如来を祀る本堂内陣

常楽寺山門

撮り忘れた本堂に掛かる五眼山の扁額