(前略)
 慈眼寺は、真言宗智山派のお寺で、安土桃山時代、慶長年間に法印可説和尚によって、開かれたと伝わっています。幾多の火災により文献等は消失していしまい、詳しい記録は残されていませんが、過去帳などの履歴から辿ると、1600年代と推定されます。
 その後、宝暦5年(1755)に隆章和尚が第10世の住職となり、現在の堂宇・境内などの寺域を整備して、桜の木もその頃に植えられたと考えられます。シダレザクラは、山間部の寺院に多く見られる品種で、市内ではここに植えられた1本だけで、貴重な桜といえます。
(以下略)

シダレ桜解説

満開のシダレ桜 (解説板より)

中央に巨大な閻魔大王が祀られた本堂内陣

ライトアップされたシダレ桜 (解説板より)

慈眼寺本堂

推定樹齢270年のシダレ桜

天明4年(1784)の如意輪観音

地蔵菩薩

慈眼寺山門

六地蔵尊