一葉観音とは、三十三観音の13番目の観音様で、一葉の蓮華に片膝を立て座っているお姿をしています。
 道元禅師が中国に渡り禅の教えを学んで日本に帰国する際、洋上で暴風雨に遇い、一心に観音経を唱えると、蓮葉に乗った観音菩薩が海面に現れ、たちまち風雨が治まり無事に帰国されたと云われています。
 空海、円仁の祖師方をはじめ、野口英世博士なども交通の安全や水難から身を守ってくださる観音様として信仰されたと云われています。
 当山との因縁は不明であるが、本堂内には、武蔵野三十三観音第6番霊場の本尊として祀られています。

一葉観音像

一葉観音の由来碑

全龍寺本堂

六地蔵尊と三界万霊塔

五百羅漢像

水子地蔵尊

全龍寺山門

参道口の安産子育守護地蔵尊

本堂に掛かる安松山の扁額

南無観世音菩薩

鐘楼