弘化4年(1847)の浅間神社石祠
奉納記念碑
拝殿竣工記念碑
左から明治33年・大正2年・昭和37年の出羽三山碑
小御嶽石尊大権現
白井地区にある鳥見神社は、由緒不詳で饒速日命(にぎはやひのみこと)を祭神とします。本殿は富ヶ谷地区の個人宅で氏神として祀られていたものが、大正年間に現在地に移設されたとされています。
指定文化財の鳥居は、正徳3年(1713)に建てられた明神鳥居です。材質は安山岩製で、高さは地表より288㎝を測ります。向かって右の柱には 「天下大平正徳三癸四月吉祥日」。左の柱には 「国土安全下総国印旛郡印西荘白井村」 の文字と共に奉納者の芳名が刻まれています。本石造鳥居は、市内では最も古く、市の歴史を考える上で重要なものです。
また、鳥見神社に伝わる指定文化財の懸仏は銅製の鋳造品で、鏡径26.5㎝を測ります。鏡面中央に別鋳の十一面観音像を取り付けた中型の懸仏です。その製作技法や尊像の表現から見て室町時代前期のものと考えられます。市内に残る中世の文化財は数少なく、懸仏は市内でも二面しか確認されていません。この懸仏は市の歴史を考える上で重要な文化財です。(白井市教育委員会)
氏神神社 ・ 天満宮 ・ 諏訪大明神
大正2年(1913)の阿形の狛犬
三峯神社
鳥見神社拝殿
大正2年(1913)の吽形の狛犬
市指定文化財の正徳3年(1713)の石鳥居
明治12年(1879)の手水石
鳥見神社の石鳥居説明