ご祭神は速須佐之男命です。
 当社は、上板橋村字上之根の地に鎮座して、古くから崇敬を集めてきました。創建は不明ですが、文政6年(1823)の 「上板橋村書上帳」 に、「一御除地五反四畝歩 当所鎮守氷川宮地但宮・拝殿有之候 一御除地中田壱反八畝歩:拾歩同社免」 とあるので、江戸時代にはすでに旧上板橋村の鎮守として当地に鎮座していたと考えられます。
 当社の氏子の範囲は、旧上板橋村の南部に広がり、江古田駅前の浅間神社も当社の境外末社の一つです。
なお浅間神社の境内にある富士塚は、昭和54年に国の重要有形民俗文化財に指定されています。
 当社の境内にある資料館は、この地域一帯が都市化により姿を変えていく中で、往時の姿を保存するため、有志によって昭和46年に建設されたものです。収蔵品には、衣食住関係(衣服・炊事用具等)や生業関係(農具・工具等)、社会生活関係(防災用具・信仰関係)などがあり、江戸時代から昭和まで千点余に及んでいます。昭和59年度に一括して板橋区の指定有形民俗文化財となりました。 (板橋区教育委員会)

神輿蔵

氷川神社案内板

氷川神社社標

稲荷神社

神楽殿

天満宮 ・ 榛名神社

拝殿に掛かる氷川神社の扁額

拝殿内正面

手水舎

阿形の狛犬

吽形の狛犬

氷川神社拝殿

両部鳥居の三の鳥居

御神燈

文政元年(1818)の手水鉢

二の鳥居