行幸松と行幸松碑解説
明治16年(1883)4月23日、明治天皇が御乗馬で、3人の親王とともに、小金井に観桜においでになられました。この名誉を後世に伝えるため、地元鈴木新田の有志が御座所跡に植えたのが行幸の松です。
19年後の明治35年(1902)、この松が見事に成長したので、海岸寺の住職玄恪が地元有志とはかって、この松の由来を記した記念碑を松の傍らに建立しました。
なお、行幸の翌年には英照皇太后、昭憲皇后が来られて小金井橋際の柏屋で、碑建立の翌年には皇太子時代の大正天皇が来られて海岸寺境内の野立所で、それぞれ観桜されています。
明治35年(1902)の行幸松碑
鈴木新田有志が植えた行幸の松