現在の久右衛門橋は、本橋については昭和7年3月、人道橋については昭和48年3月にそれぞれ架けられました。
 久右衛門橋の橋名は、名主久右衛門の名前に由来していると言われています。
 江戸享保年間に、徳川幕府第8代将軍吉宗により新田開発が奨励され、新田開発が盛んになりました。これにより玉川上水の南側の新田開発が行なわれ、この開発に伴って、ここに初めて橋が架けられたものと思われます。
 東京都では、平成3年度に行なった久右衛門橋整備工事において、まわりの環境に留意し、現橋のイメージを大切にしながら、本橋と人道橋を一体化し、鋳鉄と石を用いてアカデミックな橋とするべく、親柱や高欄、歩道舗装の改善などをおこないました。
 東京都

久右衛門橋下流域

久右衛門橋説明碑

久右衛門橋上流域

雑木林の中を流れる玉川上水

武蔵野の面影を残す玉川上水緑道

久右衛門橋(きうえもんばし)橋標

久右衛門橋下を泳ぐたくさんの鯉