このあたりはその昔、開拓を経て、広がる一帯は地域で百石畑(ひゃっこくはた)と呼ばれていたそうです。そこで、その名残や面影がこの地域に受け継がれるよう想いを込め、「百石橋」 と命名しました。
なお、ここでいう百石とは、先人の豊かな作柄を願う心や、人々の祈りも込められているとのことです。
玉川上水は、江戸の発展を支えた歴史的価値を有する土木施設・遺構として、平成15年に国の史跡に指定されました。小平市では、百石橋の建設に当たって、史跡への影響が最小限になるように、遺構調査の実施や橋梁形式等の検討を経て、整備を行いました。
【百石】主に米穀を量るのに用いる体積の単位。一石は、10斗、約180㍑(米1,000合)に相当します。
小平市
百石橋下流域
百石橋説明碑
百石橋上流域
上流の木々の間からくぬぎ橋が見える
木々の枝が迫出しており、水面が見えない
百石橋(ひゃっこくばし)橋標